時は王朝もなかった頃の古代中国、そこは半神半人が治める国だった。

“神農”は国を治める皇帝の一人。神農は農業、薬草、医療に精通し、太陽の神、炎帝とも呼ばれていた。体は人、頭は首の姿をしており、腹は透明だったと言われる。

Ⓒ漢代の壁画, パブリック ドメイン, via Wikimedia Commons

ある日、神農のもとへ激痛に苦しむ老人が訪れる。しかし医療の知識がある者がおらず、痛みの原因や治療法がわからないまま、老人は亡くなってしまう。この出来事の心を痛めた神農は森へと通い始める。